関ジャニ∞とメトロック
デビューしてすぐくらいから関ジャニ∞を応援してきて、
関ジャニ∞のバンド演奏がかっこよくて大好きだった。
楽器隊といえば、安田、丸山、大倉だけだった。
すばるが加わってすばるBANDをしたり。
そのくらいだった。
そこに錦戸が加わって気がついたら村上、横山も楽器を手にして。
関ジャニ∞でバンドという武器までもいかないけど、スタイルとして1つ出来上がってた。
だから2010年に初めてバンド形式でシングル「LIFE~目の前の向こうへ~」を発売した時。
嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。
ずっと待ってたカッコイイ男臭い関ジャニ∞だった。
少しずつ7人で演奏する曲数が増えていって、いつか音楽フェスに出て欲しいと願った。
世間からするとジャニーズのアイドルにすぎない。
技量も足りないかもしれないけど、あの独特なステージに立って欲しかった。
その姿を見たかったし絶対得るものはあると思っていたから。
だから地元の音楽フェスには毎年「関ジャニ∞」をリクエストし続けた。
でもなかなか叶わなかった。
TOKIOがジャニーズ初のフェス出演。
次は関ジャニ∞の番だ。
そう思った。
2017年。
Mステでメトロックに関ジャニ∞が出演すると発表された。
嬉しかった。
でも、悔しかった。
チケットは既に売り切れ。
チケットも無い地方民な自分は手ぶらで1週間後に東京へ行くなんて出来なかった。
ずっと見たかったのに。
野外で空の下で沢山の色んなバンドのファンが居るステージに立つ関ジャニ∞。
結局見れなかった。
ファンには見せてくれなかった。
コンサートに行っても見せてくれない姿。
音楽で戦うような、そんな姿勢。
今までも地元公演なのにチケットが無くて入れなかったり、ネタバレを読んで入りたかった公演はあったし、チケットはあったのに当時体調を崩して行けなかったりとかあったけど。
応援してきて史上最強に悔しかった。
そんな中、ニューアルバム「ジャム」を引っさげたツアーに行ってきた。
席につくとメインステージにはバンドセットがあった。
「バンドからかなー?」
「でもどうやって登場するんだろう?」
「JUKE BOXみたいに幕はかかってないよね」
「2年連続バクステ側から登場も無いだろうし」
「今までやった事が無いって言ってたのは何だろう?」
「メトロックのセトリやって欲しいよねー」
なんて友達と話ながら開演を待った。
本編前に流れる注意喚起の映像。
よくある団扇の高さは胸の位置で~
録音録画は止めてよ~ってやつ。
最後に
「胸の位置にある団扇を下ろして拳を付きあげよう」
そんなニュアンスの。
そこで最初からバンドくる!って気づいた。
入りは豪華な演出じゃない。
それこそバンドマンがステージに現れる姿だった。
セトリは各自お探し下さい。
ただ言いたいのは、
メトロックに行けなくて悔しくてたまらなかった気持ちを救ってくれた。
ずっと見たかった関ジャニ∞だった。
前半はバンド。
後半はアイドル。
アイドル?バンド?なにそれ???
そんな人にも足を運んで欲しい。
今回のツアーは心からオススメ出来る。
そしてアルバム「ジャム」も。
最強に男臭くてキラキラしてて最高!!